素晴らしい5年間だった。「長谷部さん退任」というこの成り行きには、残念というより驚きや喜びの方が大きい。何しろあの川崎フロンターレの監督になることが濃厚だというのだから。まあどうあれアビスパ福岡の監督がリーグで認められたことは確かである。 …
ルヴァンカップのファイナルが凄い試合だった。それは会場の雰囲気がそうさせたのかとも思えるもので、ここまで面白くすることもないだろうと感じるほどだった。 名古屋には山岸とケネディがいるので、やはり肩入れはするが、新潟の初タイトルも見たいなと思…
しばらく触れていなかったが、もちろんゲームは見ていた。そして何かに言及するのを避けていた。未勝利が続いているが、それは見れば理解できるし、チームが落ちている時はこんなものだろう。積み上げられないし、むしろ失っていったと感じる。 要因はいくつ…
この2試合もセットで考えたいものになったかと思う。しかしまずはこの気候の中でのハードワークを称えたい。それは相手に対してもである。 新潟戦は悪い意味でハマったなという試合だった。ただし最小失点であったことは評価できるもので、あの内容で1点し…
VAR導入、ATの厳格化によって「90分」の意識は消え去り、「105分」くらいで考えるべきなのだろう。クーリングブレイクもあってなおさらそう思えるのが、中断明けのこの2連戦だ。 湘南戦はミドル絡みで先制されたが、ATでシャハブが同点弾を決めてくれた。失…
Brazil vs Japan - Women's Group C Match 12 - Football | Paris 2024 Olympics 素晴らしい勝利。フットボールにおいて、こうしたことがあることは知っているが、あまりの展開、あまりのゴラッソが強烈な歓喜をもたらした。 スペイン戦で感じたことも書き留…
この2試合はセットで考えたい。どちらもある程度はうまくいったが、良い時間帯でゴールが取れなかった。そして、広島戦は主体性が伴ったが、東京V戦はやらせてくれた印象だ。凌我のトップは前者では惜しいシーンもあったが、後者では消えてしまった。まあ…
オリンピックのため、だけでなくサマーブレイクは必須と思える気候だ。秋春制への移行が控えてはいるが、実際のところ我慢はもはや危険だと言えるだろう。日本人選手には培ったものがあるのは当然とはいえ、それでも度を越している。 そんなことをあらためて…
今季、チームは攻撃面で明確に「新たにやり直す」状況が生じた。そして、そのための取り組みにおいて、ある程度の進捗を見せているのが現在、ということになるのかと。 ケガ人のこともあり、シーズン前に想定された戦い方とは変わったはずだ。ウェリントンは…
良い試合、良いダービーだった。しかしそれはアビスパ側にとっての見方だ。 前半は鳥栖にとっての良い時間帯が多くあり、どうなるかと思いながら見ていたが、同時に「これがアビスパのスタイル」であることも理解している。だからチャンスを待って、そこでど…
気持ちの良いタイトルになったことに感謝。 2試合を振り返る前に触れておきたい。シャハブ ザへディの契約延長についてだが、これはとても嬉しい。基本的には当初のアナウンス通りのスケジュールで覚悟していたから、良いサプライズでもあるね。今シーズン…
神戸戦はまたしてもクオリティに屈することになった。油断も隙もないとはこのことで、中盤に落ちてきた大迫に時間を与えて、“半端ない”ラストパスを出された。アラートの差があったと言える。 惜しい敗戦だし、よくやったと思うが、この対戦では繰り返されて…
これでリーグ戦は8試合負けなし、3勝5分ということらしい。その間にシャハブ ザヘディが5ゴールを決め、勝利に直結する活躍を見せ続けている。昨日はアシストもあった。 川崎戦は引き分けということで、1-1以上のスコアになることも十分ありえたが、そこ…
凄いゴールが出たね! あれはスタジアムで直接見ていないと正しく評価できないだろう。自分がそこに立ち会えなかったのは残念だ。Jリーグの歴史を振り返っても、ロングシュートの距離(約75mとか?)、コントロール、スピード全てベスト級と言っていいはず…
綱渡りが続いているが、これは「らしさ」の現れでもある。磐田戦に関しては2失点ということで、必敗の展開だったところをシャハブ ザヘディが救った。そして、東京V戦は決定機がお互いにありながらも、お互いがよく守ったという内容だった。 それにしても…
シャハブ ザヘディの順応が進んでいる。しかしそれはチームに対してというより、自分のスキルを幅をもって発揮してくれているという印象だ。そしてそれがとてもうまくいっている。その先のステップを求めるには、周囲のクオリティの向上が必要になってくるだ…
日本女子代表(a.k.a なでしこジャパン)は、期待していた良い結果は得られなかったが、良くも悪くも現在地の認識を深めることになったなと思う。そしてオリンピック本選に向けたメンバー選考もほぼ決まってきた印象だ。 はっきり言って、勝ちにこだわった2…
チームは1勝1敗。そしてなんと言っても、シャハブ ザヘディの2試合連続得点ということに驚かされた。 浦和戦では単騎で持ち込んでミドルレンジからのシュートを、鹿島戦では悪い状態からのヘディングを決めてみせるという圧巻のゴールだった。パワー面の…
こうなると横浜FM戦での勝利がより大きなものに感じる。失点が続いているし、似た形のものがある。そんなことは言われるまでもないだろうが。だからまあ、そこは相手も常に考えてきているということだ。 新戦力に関してはまだ特筆されるものはない、こともな…
2月については、中旬以降は女子サッカーのことばかり考えていたように思う。対北朝鮮戦の成り行きが良くも悪くも面白かったからだ。面白い、とは勝ったから思えるわけだが、試合内容についても申し分ない面白さだった。 もともとアウェーがどう開催されるの…
興味深いシーズンになりそう。「クラブ史上最高の成績の後」というのは、本来なら意識されるべきではないが、まあ無理だよね。むしろ、変わったはずの景色をどう受け入れるのか、が気になるところだ。 良いイメージ、メンタリティ、経験値。獲得されたものを…
好調同士の対戦ということで、スコアはもっと動くかと思っていた。しかしそうはならずにATで惜しい失点があり、そのまま終了。途中まではとても引き締まった良い試合だったが。まあ、今季の経緯を見続けていれば、これも頷けると言えばそうだし、指揮官は信…
やはり難しい試合だったと思う。と同時に面白い試合でもあった。もちろん勝ったからということなのだけど、パフォーマンスを落としていないアビスパと、ケガ人や体制のことなどでの問題を抱える浦和の対戦は、先日のルヴァンカップ ファイナルのアングルもあ…
ガンバは外国籍の選手が軒並み負傷や出場停止ということだったが、それをあまり感じさせない。もちろん攻撃面、とりわけフィニッシュに絡む高いクオリティが薄れたと言えるのかもしれないが。 しかし鈴木武蔵で十分に効いていたわけで、彼の今季を追いかけて…
前の投稿で「願うのは勝利だけ」などと書いたが、実際にそうなってしまうと強い喜びよりも「マジか……」という気持ちが先にあったのは不思議な感覚だった。驚きというより非現実感寄りのものだ。そうして夜になって、しみじみ良かったなと感じられた。 それに…
いや、まさかの連続4失点。前回のタイトルを後悔している。 とは言え「この期間のリーグ2試合」のことは注目していたので、軽い驚きとともに何とも興味深い。つまるところ「別物」なのだということで良いのかと。 次は「ファイナリスト」として臨むわけで…
試合後のインタビューで、インタビュアーによる「遠野選手は等々力での対アビスパ戦、3年連続ゴールです」との言及があって、もはや良かったねと拍手を贈るしかない。試合中に「またコイツか〜笑」と感じたのは当たっていたのだ。ハーフバウンドのダイレク…
とうとうアビスパ福岡がルヴァンカップ ファイナルへ。それはとても誇らしいものだが、その前に「名古屋にH&Aで連勝した」という事実にまず驚いてしまった。 もとより長谷部アビスパは「カップ戦で生きる」タイプだなと思っていたので、昨年のセミファイナル…
スタメンを見たときには「守備的だな」とは感じた。もし4バックだったら、との考えもよぎったが、さすがに無いだろうし、実際そうなった。 試合前の練習では、ベンチ組が雰囲気の良さを感じさせてくれて、後半に彼らが決めるのかもしれない、などと想像した…
そりゃあ、もちろん残念な結果だ。しかし良いものを見られたなとも思う。やはり「天皇杯の準決勝の中継」というだけで少しグッとくるわけで、少なくとも前半に関してはインパクトを与えたと言えるのではないだろうか。 良いゴールもあり、クオリティを示すこ…