4失点

試合後のインタビューで、インタビュアーによる「遠野選手は等々力での対アビスパ戦、3年連続ゴールです」との言及があって、もはや良かったねと拍手を贈るしかない。試合中に「またコイツか〜笑」と感じたのは当たっていたのだ。ハーフバウンドのダイレクト、というのも「いつか見たヤツ」だった。

スコアは天皇杯と同じ。しかし内容は違うしポジティブに捉えていい部分が増えた。良いゴールも見られたしね。まあ2失点目が大きかったし、相手にすれば狙い通りだったか。

1点目は面白い形だったが、おそらく壁の設定を間違ったのだろう。失点から同点までの時間が短く、このまま前半は終了。もちろんここで「こないだと同じか」と思うのは当然だろう。だから、アビスパがどう振る舞うのかは注目されるわけで、その中でのあの逆転ゴールには痺れた。

前嶋からの共通の狙いのもとの良いクロスがあり、山岸は駆け引きからの強ヘッド。チョン ソンリョンの素晴らしい反応があったが、こぼれ球でさらに出し抜いてのゴール。相手にすれば止めたはずのものが何故かゴールに、という気持ちだっただろう。落ち着いていなければ、あれは決まらないはずだ。

そして80分過ぎまで来た。まあここからのことはいいが、面白い試合になったことは間違いないし、川崎には「ACL頑張ってね」とエールを贈りたい。

長谷部監督のコメントで、遠野を名指しで称賛していたのもちょっと面白いし、なかなか無いことだ。

こういうこともある、だからこれからどうするか。ということでまた次に期待しよう。