邦本(쿠니모토)フル出場

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Kリーグは3節を終えて全北が3連勝。そして邦本は初スタメンでフル出場している。

このハイライトしか見ていないがよくボールが回ってくるようで、特に左右に散らすシーンが多いようだ。前半はスコアレスだがやはり全北が主導権を握っているようで、後半開始3分でブラジル人のムリロが個人突破でファインゴール。

これで勢いづいた全北は後半22分に邦本が中央から左SBのキム・ジンスへパスを出すと自らゴール前へ突進、フリーとなり見事なクロスをPA中央でヘディング、惜しくも相手GKに止められたがこぼれたボールをCho Kyu-seongが押し込んで追加点。邦本のアイデアが光った場面だ。

キム・ジンスは新潟に在籍していた選手で、ドイツのホッフェンハイム経由で全北へ。Cho Kyu-seongはU23代表のようで、邦本とは同学年。

それにしてもこうしてハイライト動画のタイトル画像に選ばれるのだから、この試合の中心にいたということなのだろう。素晴らしい。

Kリーグ開幕

お隣の韓国は新型コロナウイルスへの対応をスピード感を持って行った結果、とうとうKリーグを開幕させた。

そして慶南から全北に移籍した邦本が途中出場している。全北は言わずと知れたKリーグの雄であり、そのようなクラブに彼が所属していることは素晴らしいことだ。

全北は4-1-4-1、水原は3-5-2。

スコアレスの展開で後半16分に全北は2枚替えをする。イ・ドングクと邦本が投入され、システムも変わったかもしれない。とりあえず邦本が出場したところからしか観ていないが、彼は中盤で流動的に動き、多くの時間はセントラルMFのようでもあったが、基本的に全北が押しまくっているので高い位置にいることが多かった。やはりアクセントになっているようで、ショートパスも多く使ってテンポよくプレーしていたと思う。得点に直接絡むことはなかったが、左右に散らしながら探りを入れていた。

そしてCKからイ・ドングクのゴールが生まれる。ゴール後のセレモニーは手話で「尊敬」を意味する、右掌の上に左手で“いいね”をのせるジェスチャーだった。これは韓国で流行っている「おかげさまチャレンジ」の一環だという。

「おかげさまチャレンジ」は新型コロナウイルス防疫のため、尽力している医療従事者などの人々にSNSを通じて、感謝の気持ちを伝えるリレーだそう。そして特に抱き合ったりというスキンシップを極力さけて、ハイファイブグータッチに替わった。

試合後はやはりセレモニーを排して、さっくりと退場していった。選手からは「サポーターの存在の意味を強く感じた」というコメントもあったそうだ。

実際、観ていても公式戦の激しさはなく、やや淡白な印象は否めない。まあこれは準備期間のことなど、彼らのコンディションがどのレベルなのかわからないので、「開幕戦」がこうなるのも仕方ないのかもしれない。

特筆したいのは「この試合がドイツ、英国など36カ国で放送された」ことであり、フットボールに飢えていたし、そこに邦本がいるということもまた嬉しく思う。

懐かしい

 リーグ中断が続く中、DAZNでは過去の名勝負を取り上げ始めている。この試合の見どころはやはりカズのプレー、そしてハットトリックだろう。翌年にセリエAへレンタルで渡ることになるが、かの地では残念ながら怪我もあり期待されたほどの活躍はできなかった。

しかしこの93年から96年あたりのカズは間違いなく日本サッカー史上最高のストライカーだった。この試合でもキレのある動きとシュートの意識、そして決定力。ヴェルディ自体が当時とても良いチームだったこともあるが、決め切る能力は日本人離れしていたという印象。実際この試合でもこの後の絶頂期を予感させるプレーぶり。

国立競技場に5万人が入り、観客の声援では黄色いものが目立つ。当時は博多の森でさえチケットは手に入りにくかったのだ。

こうして見返すと、現在と比較して技術面とプレースピードでの違いがやはり目立つが、全体としてそれらが各チャンスに繋がっているので、十分楽しめる。あまり評価していなかった北澤や武田の良さも今ではわかる気がする。

リーグ再開はまだ先に思えるが、黄金期の各チームの試合を見られるのは良いね。ジュビロやレッズなど、掘り返したら「名試合」はいくらでもある。

サネの移籍

横浜FMがアビスパから實藤を完全移籍で獲得…昨季はJ2で32試合に出場 | サッカーキング

この COVID-19禍による中断期間では意外なタイミングで移籍がなされている。いろんなケース、思惑、事情があるのだろうが、なんと實藤が昨年の覇者、横浜FMに完全移籍となった。主力であり評価もしている選手だったのでもちろん残念ではある。それでもレベルの高い環境でプレーしたいのは当然のことなので、これはおめでとうと言うべきだろう。

思い返すとJ1昇格時の2016年に川崎Fからアビスパに移籍してきて、そのプレーぶりはさすがのレベルだった。WB、SB、CBをこなせる個人戦術はあのフロンターレで複数年主力を張っていた実績をうかがわせた。それだけに周囲との差が見えたりもしたが。

2年目、3年目と井原アビスパに馴染むに連れてより活躍するようになり、去年は苦しいシーズンだったが終わってみれば移籍以来の最多出場。彼の経験値がチームを助けていたと思う。

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こんな感じでさりげなく得点することもあった。(しかしこの時の惇と駒野のゴラッソはすごいな‥)

横浜FMサイドとしては再開後の過密日程を考慮しつつ、貴重なユーティリティな選手を獲得したということだろう。幸いにしてチームに馴染む時間はかなりある。彼のプレーがJ1で見られるのは楽しみだ。

降格なし

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最初は違和感があった「降格なし」。しかし、そうした1部への優遇は、そこにいるための「これまでの努力」を遇している、と捉えるべきなのかと思えた。

5年おきに努力をしても継続できないものなら意味は薄い。来季は4チームが降格となる見通しということだが、そのようなレギュレーションでの1部もまた味わい深い。是非ともその成り行きを当事者のサポとして見届けたいものだ。

しかし目先の再開がね‥

2020シーズン

期待のシーズンが始まった。開幕戦では一体どのようなパフォーマンスを見せてくれるのかと、新鮮な心持ちでテレビ観戦をした。無理もないことでスタメンには新メンバーが8人並び、昨年のメンバーからは石津、篠原、セランテスのみが「残った」という格好だろう。

そういう新生とも言うべきチームが開始から見せたものはとても好感の持てるものだった。

4-4-2をベースとするのは久しぶり?な気がするが、やはり面白いなと思う。オープンで誤魔化しがないというか。ストロングスタイルだよね。この試合ではとにかく序盤から攻めたてて、ほぼ北九州を圧倒していた。そういう時に考えるのは「この時間帯で点を取れないとキツイ」なのだが、「これなら時間の問題だな」という印象も受けていたので期待は膨らんでいった。

とは言え、やはりピンチはあるもので硬さがとれてきた北九州の高橋のミドルがポストを叩いたりという場面もあったが、返す刀でカウンターをフィニッシュまで持っていくあたりは、まさに「新生アビスパ」というものを感じさせた。

新メンバーについてはこれからおいおい触れていくことになるが、まずは遠野のことだろう。『JリーグTV』で原さんも触れていたけど良い選手だなと。さっきあらためて天皇杯でのHondaFCと浦和、鹿島戦のダイジェストを見たが、とにかくチャンスに絡んでいるし、チャンスを作ってもいる。だからリアルタイムでその2試合のどちらかでも観戦していたら彼の名前は覚えただろう。あと佐々木も良い選手に見えた。古橋っていうのも良いなと思ったらあの古橋だった。まだまだやれている。

遠野は推進力があって判断も良い。フアンマのようなタイプと組ませて活きるタイプと思える。金森のことを思い出したりもしたけど、インパクトは遠野が大きい。今後どうなるのか期待を込めて見届けたい。

結果としてウノゼロになったが、妥当なものだと言えるだろう。相手も良かったので。また新型コロナ対策として、トレーニングを非公開にしたことも支持している。練習試合も欠かさないということなので、再開時にはより共通理解の高いチームになっていると思う。期待します。

2019シーズン

井原が去って、イタリア人が来た。そしてまとまらないまま去っていった。そして火中の栗を拾った久藤が持ちこたえた。ざっくり言うとこんな感じ。

それでもシーズンを通して強度は落ちきらなかった。そこにヤンドンヒョンや加藤など途中から加入してプラスになってくれた選手もいた。チームとして上がる機運もあったと思うがやはり相手があってのことで、難しい。

振り返るにはあまりにも楽しくないシーズンだったが、とりあえず去っていく選手にまずご苦労様と言いたい。特に3年間にわたって強度のあるプレーを示してくれた松田力は観ていて楽しい選手だった。今季は同じく強度のある石原と右サイドで頑張ってくれたことを思い返す。その石原も湘南に戻ってしまうということだが、これは仕方ないことだろう。スタメンに定着してもらいたいし、いつかは代表に招集されることを願っている。菊地は引退ということで、お疲れ様でした。経験値を感じさせるプレーぶりはさすがだと感じた。

前川のスーパーなミドルもあった。大宮戦では石原のクロスにヘッドで合わせたドンヒョンのゴールも素晴らしかった。良い選手達がチームを離れる。それは下位に沈んだチームを表しているのだけど、どうやら来季に向けての戦力は整いつつあるようで驚いてもいる。

早めの新しい指揮官の発表を皮切りに期待を感じさせる補強が続き、フアンマまでが決まった。まだあるのだろうがやはり気になるのはセランテスのことだろう。ちょうど1年前のこの日付に獲得が発表され、期待を持ってシーズンを迎えたが、まさに期待通りで彼がいなかったらどうなっていたのか考えるのも恐ろしい。来季に向けてすでにGK3人が決まっている。できれば福岡でまだ観たいものだ。