11人いる

数合わせが重要な競技だと思っているので、そこで勝てれば大きい。いわゆるミラーゲームではそこがより顕になるということで、ギリで勝てたのもそれだったのかと。

もちろんゴールにおける前嶋のクロスとウェリントンの質が決定的だったが、それまでの流れ、雰囲気を掴んでいた出場選手たちの働きぶりが、あのゴールに繋がったと思う。

たとえドローに終わっていても面白い試合だった。しかし、あまりにも見事に「期待された形」のゴールが決まったので、嬉しさとともに思わず笑ってしまった。不確定な競技の中にままあらわれる結晶を見るのは楽しい。

確かに「名古屋に勝った」というのはそれなりに感慨がある。このカードもまた「次」があるので楽しみだ。