なでしこジャパン、ノックアウトステージ進出

順当と言えばそうだが、初戦のザンビアは大会前の欧州勢との親善試合で結果を出していたし、コスタリカも実際に見ると良いチームだった。ただし、この日本チームは明らかに数段上にいると言っていいくらいのパフォーマンスだったので、このような結果が出たということだ。

FIFA 公式スタッツ

https://www.fifa.com/fifaplus/ja/match-centre/match/103/285026/285033/400222841

今のチームの真価はスペイン戦で計られることになるが、日本に攻撃面でのクオリティがあることは示されたので、おそらくお互いの良さを消し合う展開になるだろう。向こうにもプレッシャーがかかるからだ。

コンパクトさに欠ける印象はあるが、その辺りの狙いも次で浮かび上がってくるはずだ。選手間の距離の長さについては、ちょっとアビスパとの共通点であるようにも感じているので、そういう見方をするとより楽しめる。

このチームは良いフィニッシュを打てる選手がいるので、程よく攻めさせてからの速い展開で仕留めるというのが理想か。それにしても猶本光の先制点は素晴らしかった。そしてあれがあったから、その後の藤野の思い切りに繋がったと言えるだろう。追加点は欲しかったが、コスタリカはなかなか堅いチームだったので、まあ仕方ない。

スペイン戦は週明けということで、その前にグループAやEの進捗がある。もちろんアメリカは最強と目されているが、オランダにしても強敵だし、妙な勘定は必要ないかと。とにかくこれからが楽しみだ。