福岡国際女子テニス Day1

福岡国際女子テニス
本選が5/4から始まったこの大会に行ってみた。2年ぶりです。
観た試合は同時進行だった以下のカード

  • 宮地真知香ーキム・ソジュン
  • 岡田上千晶ーホフマノバ・ニコラ
  • 藤原里華アレフィエバ・テチアナ

観戦する角度でプレーの印象がガラリと変わるのがこのテニスというスポーツ。横からスピード感を堪能するもよし、縦から駆け引きを見極めるもよし。国際大会とはいえ、女子テニスの全体の流れからすれば「極東における若手の腕試し」的な位置づけかと思われるこの大会。それでも草トーナメントレベルのプレイヤーにとっては示唆に富んだ刺激的なイベントです。それにどんな競技であれ、生で観ればたいていのものは面白いのです。
もちろん、今回も十分楽しめましたよ。
備忘録的に書き添えておくなら、宮地はセンスを感じさせるし、その宮地を封じ込めたキムはパワフルでスタイリッシュ。岡田上は今日イチのインパクトだったけど、相手が悪かったということでしょう。ホフマノバはディフェンディングチャンピオンらしく、さすがのスケール感で身体の使い方などはデメンティエワっぽかったと思う。メンタルで起伏があるのは時間が解決するのだろう。そういうのも含めて「いかにもトップを目指す選手なんだな」という印象。はっきりいって好きですね。そして藤原は以前にプレーも見たことがありましたが、進化している印象。それでも経験に勝るはずのアレフィエバに対して苦しんだのは少し残念。でも勝ちきったのは流石。アレフィエバは恵まれた体格をしていると思うけど、プレーが素直すぎるのかもしれない。性格良さそうだしね。ルックスはサフィーナっぽかった。
この大会でいつも思うのは、海外の選手達の「身体の厚み」ですね。腰回りの太さや全体のバランスの良さは、ちょっと日本人と差があり過ぎる。それでもこのレベルでは日本人選手が普通に勝ったりするんですけど。彼女たちが観客に混じってホントに目の前にいたりするから、その違いがよくわかる。ちなみに日本の女子選手に比べても僕は「薄い」けどね。さすがのアスリート達ですよ。