2008 J2 第20節 広島 vs 福岡(広島ビ)
前節の不甲斐なさからすれば、この結果は上出来と言って良いでしょう。それでも守備から入る戦術をとっている以上、先制点を許すことは絶対に避けなければならないんです。攻めさせても守りきれる自信が戻ってきているのは今後を占う上で好材料と言えますが、常にネガティブなリスクと隣り合わせであることを覚悟しておかないと。
5連敗の後の5試合で勝ち点が10。まだマイナス5ですね。次はホームでセレッソだし、絶対に負けて欲しくないよ。この日のように前半の我慢が後半に流れを呼ぶことになるでしょうし、闇雲に好結果を求めると痛い目に遭いそう。
それにしても佑昌のゴールは凄かったね。後ろからのボールをダイレクトでミートするだけでも難しいはずだから。「外したら‥」とか考えないのがいいストライカーというものでしょう。後方からのダイレクトミドルということで、いつか見た黒崎久志(比差支)のスーパーボレーシュートを思い出しました。あのとき確か黒崎はドフリーだったにも関わらず、あの有り得ないプレーを選択して決めたんだよね。あれは凄すぎて「逆にどうよ」と思ってしまいましたが、今回の佑昌は虚をついたという点でも、ゲーム展開上でも「やるべきことにチャレンジした」結果だと思います。
今季繰り返してきていた左でのカーブシュートが意外な形で実を結んだ、とも言えますね。次はクロスでいいやつお願い。