全力

2007 J2 第31節 福岡 vs 東京V(博多球)
とても気持ちのこもったパフォーマンスでしたね。東京Vとやると、相対的にウチの方がハードワーク出来ているから、観ている側はすごく充実した心持ちになれるものです。
  
前半はとくにその傾向が現れていて、人が動くからパスもよく通るわけです。狙いもはっきりしていたし、それが実践出来ていたのでボールの流れがスムースでしたよ。ただリンコンにはもっとペナルティエリアで絡んでほしいし、引き出す動きもまだまだという印象は変わらない。潰れ役に徹するなら宇野沢でも十二分にできそうですしね。
  
しかし佑昌と光平あたりに、同じサイドでそれぞれスペースを狙われると相手は嫌ですよね。
2列目からガンガン飛び出していく意識が高まると、もっと決定的なチャンスが増えるはずだし、実際カタチは作れていました。それでもシュートに繋げられないことが多すぎたように思います。そこは大きな課題で、絶対に修正してほしいものです。これで中にターゲットがいればまた違うはずですが!
  
勝って兜の‥と言いますが、あえていうなら守備面での危機管理、危険察知がまだまだ曖昧すぎると感じました。船越が投入された直後のシーンや失点シーンはその最たるものです。わかりきっていることをやられてしまうのはプロとしてダメでしょ、ってことですよね。そこは直していかないとトップの3つには勝てないでしょう。
  
この後は下位との3連戦。「勝ち点9」という数字だけでなく「失点0」にも期待したいものです。