コントロール

2007 J2 第25節 福岡 vs 水戸(博多球)
相手の不出来にも助けられて、まさに完勝という感じでしたね。ただし、それもこちらの好パフォーマンスがあればこそ、なんですけど。
相対的な競技ですからね‥‥こちらがミスを重ねて攻めあぐねていれば、相手は勢いをつけてきたことでしょう。それをさせなかったという点で、この試合はこちらの「強さ」というものをハッキリと示すことができた、と言えるでしょう。
  
それにしても佑昌のゴールはホントによかった。あれだけのファインゴールだったからこそ、相手にはダメージを、そしてこちらには勢いを与えることができた。1.5点くらいの価値がありましたね。
それでも、まだ彼には伸び続けていってほしいので、もっと貪欲に2点目、3点目を狙いにいくべきだと感じましたよ。相手にとって一番嫌なのは、得点に直結するプレーヤの存在なのだから‥。たとえ目の前に要求しているリンコンや林がいたとしても、打つべきときは打つ!(但し、彼が内に切り込んでいったときに久藤の動きに合わせてスルーを出したシーンは大好きですけど)
そして、よりプレッシャーの強くなる上位陣とやるときのためにも、判断とプレースピードをもっと上げていかないと。たとえコースは平凡でも、予備動作の少ないシュートというのはGKには嫌なものですからね。
  
このところは久永が牽引してくれた攻撃へのイメージや気迫を、見事に引き継いだかのような佑昌のパフォーマンスでしたね。
  
けして勝ち急がなかったチームの統一感も、一時の不振時の悪いイメージを払拭するに十分なものでした。見事にゲームをコントロールしていました。
そして最後に‥‥好結果のあとだけに、今週の過ごし方は細心のものであるべきだと思います。楽しみですね。