10連勝

ミッドウィーク開催が無かったことで連戦時とは違う準備が出来たとおぼしき内容だった。甲府の気迫も感じられて面白い試合だったと思う。

結果として無失点となったがやはり危険なところでシュートを打たれている。それを食い止めるのかその前で未然に防ぐかはチームとしての考え方次第だろうが、どちらもハードワークの中である程度やれているとは思う。特にDF陣の頑張りは言うまでもなく素晴らしい。激しいながらも汚くないプレーだからその次の展開につながっているし、カウンターもある。見ている方ももちろん楽しめる。この試合では相手の方に気負いがあったが、そこに付き合わなかったからこその勝利だったような印象もある。まあフアンマはストレスを抱えていたようだけど‥

ただしそのフアンマがまた仕事をしてくれた。左右から揺さぶって最後は石津とフアンマの狙いがハマった。ほぼフリーとは言え見事なヘディングで右隅に送り込んだファインゴールだった。

そして早くも山岸が出場。彼のプレーは数日前にYoutubeなどで見たけれど、気が利くタイプだなと思った。起点にもなって、フィニッシュもチャンスメイクも出来るので高橋泰を思い出す。実際そのようなプレーぶりだったし、周囲との連携もすでに出来始めている。追加点のシーンでも彼がワンタッチでサイドの裏へ捌いてから折り返しからの流れでPA内で遠野が粘って石津がズドン。素晴らしいゴールだった。

もし山岸が最初のチャンスをモノにしていたら語り草になっただろうが、このタイミングで出てきてしっかりゲームに入っていたのだから良かったなと思う。

そしてどちらの得点にも前のアイデアやポジショニングが役立っていたことは触れておきたい。

さてまた連戦が始まったが、ケガ人も戻りつつあるようなのでこの良い流れを続けてほしい。