久保がスゴい

数年後、A代表で久保&久保の2トップが見られるかも、というか可能性はかなりある。


これは股抜きじゃなくてGKの右足が反応しきれなかったほど思い切りよく振り抜いている。
まずセカンドボールへの予測も素晴らしく、ロングボールで競り勝ったクリバリがまず良かったわけだが、狙っていたこぼれ球にトップスピードで反応してファーストタッチは大きかったが、棒立ちのDFにそのままのスピードで襲いかかると球際で優勢に立つ。そしてやはりボールは久保の前に転がってしまう。そして前述のフィニッシュ。
さすがのベルギーリーグでお互いにスピードのあるアフリカ系の選手がいたが、その中で久保がまったく遜色ないという絵面はちょっと衝撃を受ける。日本はまた「高原」を得ようとしているのかもしれない。
KAAヘントというクラブのことはまったく知らなかった。ベルギーといえばまずゲンクで他にはクラブブルージュスタンダール・リエージュくらいがまず思い浮かぶ。ヘントの読みに習えばゲンクはヘンクで、クラブブルージュはクルブブルッヘになるのか。クラブブルージュをクルブと呼ぶのは知っていたが。某配信サービスでこの優勝プレーオフも視聴できるが、普段見ているリーグがJ2だけにそのスピード感の違いをまず強く感じる。個々の質が違うと求められる戦い方も変わるわけで、より健全なフットボールを観ることができる気がする。狭いエリアでお互いの良さを消すのではなく、ルーズというよりも良い意味でオープンなフットボールに思える。これは観る側にとっては優しいと思う。まあ今観ているのは優勝プレーオフということで普段よりも質が高いはずなので、久保がいるというだけでなく充分楽しめる。
しかしこの両チームにはそれぞれ背番号77がいて面白いなと思った。調べるとゲンクにもいて皆外国籍だ。何か由来があるのかもしれない。