フラットな視点で

2011 J1 第9節 仙台 vs 福岡(ユアスタ)
仙台はいまチームとして凄く攻撃性をもっていますね。それが今後も良い方向に繋がればよいですが、スポーツ全般においてバランスと言うのは大事です。自覚が足りなければ破綻するかもしれないですよ。‥‥まあ、勝ったことが全てか。
さてアビスパですが、個人的には今回の戦いが今季のベストであるように感じました。ミッドウィークでこれだけのパフォーマンスが見られるとは思っていなかったからかもしれませんが、悪条件の中で前進していることを感じられたのが大きいと思います。相対的に城後の存在が埋没しかけているのが気になりますが。彼が今後のさらなる前進にどうやって寄与するのか‥‥ここは指揮官の腕の見せ所ですね。「ただ出し続ける」ということ以外も期待したいと思います。
このままいけば勝ち点獲得はすぐだろうし、「開幕4連敗」を憂う内容ではありません(西スポはホントにどうしようもないな)。できるならばいま少しサイドからの意識を強くして欲しいですね。好みとかの問題ではなく。
また、あえて付け加えるなら惇のプレーは概ね及第点でしょう。スクランブルで入って無難にこなし、慣れてからは意図的な速いプレーを心がけていたし、精度も悪くない。左利きの彼がいることでアングルが生じ、リスタートからはチャンスを演出していました。彼には彼の良さがあるのだし、セントラルでプレー出来るという欠くべからざるタレントでもあります。うまくチームに馴染んでほしいですね。