間違い探し

2009 J2 第18節 福岡 vs 岐阜(レベスタ)
つっこみどころ満載のアビスパですが、あらためて間違いを挙げ列ねます。まずは指揮官のコメントから。

Q:チームの形が中々見えてこないんですけれども、どうも選手たちが理解していないようにも思えるのですが。
「負ければ、そういう風に思うと思うし、勝っていない、得点も挙げられていない、失点もしているということになれば、そういう風に思われると思います。結果的に、そこの部分をチームとしてしっかりできていないので、こういう結果になっているというのも分かっています。その部分については、もっともっといろんなことをやっていかないと修正は難しいのかなと思います。春のキャンプで出来ていたことが出来なくなっているところも現実としてあるし、いろんな意味で、いまチームとしてのバランス、グループとしてのボールの動かし方は、確かに崩れていると思います。形にこだわりながらも、そこにいろんな判断が加わってきますので、そこで、いくつかの中からいい判断をチョイスできるような持っていき方をしたいと思います」
修正にはいろんなアプローチが必要だということですが、うーん。そんなに複合した問題かいな。スペースや時間を無駄にしている城後と集中力のないナギを正当に評価してスタンドに隠してしまえばチームは活性化するでしょ。宮原とジャンボも休んでもらいましょう。彼らよりも丹羽や岡本、ウェリや永井(20分だけでも十分伝わる素質)の方がプレーの質は高いのだから。つまるところ今のアビスパは底辺に合わせた成れの果てだよね。すでに曖昧になっているチームの狙いをさらに広げようとするのだとしたら篠田は真性のアレだ。岐阜相手にも通用しないジャンボを切り捨ててユタカやユースケ、そして永井に裏を狙わせた方が決定的なチャンスが増えることは間違いないのだが。ようするにそうした指揮官の「あらゆる意味での」思い違いがチームの自浄作用を阻害しているのだろう。でなくては岐阜にホームで負けない。これだけ熱の低いチームでは最下位も夢じゃないよ。
なんかうんざりしてきた。とにかく無駄な無駄が多いし、有効な無駄はほとんどないよ。展開のスピードも常に遅くてユタカやユースケの動き出しがほとんど不発に終わるのは観ていてつらいね。ジャンボのポストプレーも無惨で彼が中盤の底まで下がってくる意味がわからない。パスセンスとスピードのない宮原がど真ん中にいること、ボールホルダーに対して絶対につめきらない城後やナギの存在意義、ユースケにポスト役の頻度が高いことの意味がわからない。中盤のパサーを減らしてタッパのないFWを並べ、ロングボールで競らせる意味がわからない。DFの左にあの二人を並べる意味がわからない。足元にばればれのユルいパスを出し続ける意味がわからない。奪っても奪われても動き出しが遅い意味がわからない。2トップのコンビネーションが皆無なのは何故‥
このクラブはいろんな意味でアリバイ作りに終始している見せかけだけのくだらない集団だよ。いっこうに変わろうとする気配が無い以上、次も負けるはず。