自律と互助

田部さんの7/18付けのブログエントリによると、前監督は前線の機動力を欲していたようだ。やはりカウンターで活きるタイプを欲していたのだろうか。対して篠田さんは極めて妥当なことだが「CBの補強が第一」と考えているという。
なるほど、真っ当な4バックをやるならCBの力量は重要ですよね。当初期待されていた長野、ナギ、ルダンは赤点をとって落第寸前。自信を持って試合に臨めず、そのコンプレックスで雑なプレーが目立つようになった。自らを律することができなければプロのDFとは言えないのです。前節はあの二人を起用した篠さんだけど、例えば高さのある長谷川、豊田を並べる山形に対して同じことができるわけもない。核が無い状態のDFラインのままでは、またぞろスイーパーをおかないと試合をつくることができなくなるかも‥
何にせよ、たとえ戦術が変わっても選手は同じである以上、4バックに戻すということはあの悪夢のような大量失点をくらう可能性が低くないことを意味する。マンツーマンでやっていた際の個の責任感と、より深い守備意識がゾーンでも必要なのではないでしょうか。
前節の勝利で何かを成し得た心持ちになっているようなチームなら、サポートする価値もない。相手はミニキャンプを敢行するほど気合いが入っているのだから、こちらは受けて立たずに相手を圧倒するくらいの気迫が必要でしょうね。