夏の5連戦(1/5)

前節の大宮戦が急遽中止となり、前の陽性とその他全員の陰性が発表された。遠征先でのそのような事態のあとチームがどういう制限や対応をしていたのかはわからないが、今節で気になっていたのはスタメンのことだ。

大宮戦自体が3連戦の3つ目ということで一度発表されていたスタメンはかなり弄っていた。しかし今節は1試合スルーしてのものになるからどうなるか、からの北島と草民スタメンということで、ベンチにも初めて入る選手が複数いる。そこで何かが変わるのかどうか。

終わってみればそれほどパフォーマンスは落ちなかったし、特に北島のプレーは良かったと思う。輪湖とのコンビネーションで左から多くチャンスを作ったし、被ファウルもあった。個性を出しながら周囲ともそれなりに馴染んでいたというのは評価できる。また、後半に彼が相手GKと接触した際に甲府の新井が咎めるように北島の手を取って引き起こすようなことをしたが、これは許せない。北島はDFに競り合いながら押されるような格好で接触した。見えていない背後からGKが来ていたので悪質なものではないからだ。それに解説のハライも言及したように頭を打った選手を引き起こす行為は危険極まりない。

こちらの失点は不運とミスだったが、やはり無失点を続けていた頃とはわずかにユルいのかもしれない。しかし複数得点もなった。輪湖のスーパーなクロスを駆け引きで勝った城後が決め、良いポジショニングからこぼれ球を見事なボレーで遠野が決めてくれた。

ホームで負けるのとそうでないのとは大違い。東家や森本のプレーも見られたし、次のミッドウィーク開催ではどうなるにせよ、期待を持ってこれからも見続けることになることは間違い無い。