トルコのように

2008 J2 第27節 福岡 vs 横浜FC(レベスタ)
EUROのトルコを見ていた人は、フットボールでの残り10分&2点差が絶対ではないことを示されて、眼が開かれた思いだったろう。意志の強さが「奇跡」とも言われる逆転劇を可能にするのだと、思い知らされたのです。(まあ、5分で4点とられるのもとんでもない奇跡だと思いますが)
さて‥失点シーンは悪夢を想起させるのに十分なものでしたが、アビスパの選手もこれまで無駄に大量失点くらってませんよ。耐性が出来たのか、崩壊とまではいかずに、勝ち越された後の時間の多くを攻撃に使い切れました。しかし、正直言って相手に助けられたという見方は妥当だと思います。それくらい失点シーンは無惨でしたから、そこでより強気に出られていたらどうなっていたかわからない。
それでも「やるべきこと」に向かってハードワークを貫いたチームには、これまでにない逞しさを感じましたよ。3年前のJ1で、ガンバに2点差から追いつき、鹿島や磐田に連勝していた頃が思い出されます。
出し惜しみ出来ない状況で、出し惜しみしない環境が整った。あと二つ続いた後は、夏場にはとても貴重な休みが待っている。水戸と湘南相手に最高の結果が得られれば、可能性が出てきます。