思い出す、4年前

2008 J2 第17節 鳥栖 vs 福岡(ベアスタ)
意外な程にサラッとしたダービーでした。風はやっかいだったが、気候はとてもよかったしね。イブスキのホットドッグが食べられなかったのは残念でしたが‥
ともあれ、難敵相手にようやくにして「連勝」を決め、次も期待出来る内容だったと言っていいと思います。まあそういうときにこそ罠が潜んでいるものですが。
荒れなかったダービーというのも久しぶりのような気がしますが、やはり今のウチの順位じゃ鳥栖にとっては燃えさせるものがないのでしょう。優しいというか何というか‥‥次(8月末)までにお互い燃える位置にいたいものです。
さて内容はといえば、ウチのマンツーマンディフェンスに対してどことなくぎこちない鳥栖の面々。ダービーという雰囲気も作用したんでしょうかねえ。
早い時間帯に試合が動いたのですが、あれは久永が巧かった。危険な位置で危険なプレーをすればおのずとチャンスが転がってくるものなんですよね。しかし今季の鳥栖は流石のプレーで早くも同点に追いつきます。といってもこれはマークミスとパスミスという二つのミスが重なったもので、相手も巧いがこっちも酷い。試合のいくつかのシーンで散見されたが、恥ずかしいことにもやはりスイーパーは必要なんだな。いなかったら逆転されてたかもしれないから。何が恥ずかしいんだ、4年前のギリシャにもデラスというスイーパーがいたじゃないか、と言われればそれまでですが‥‥それでもね‥
今は連勝ムードに水をさすべきではないけど、まだまだだよね。それに「次のシナリオ」が気にならなくもない。ベテランを酷使するとまたぞろ長期の失速が訪れる、というね。
ただどうせやるなら徹底して欲しいなとも思う。ミスを無くし、オフ・ザ・ボールでの質を高めて、狙った点の取り方が出来るようになれば楽しめそうだし。これからの暑いシーズンでどれだけ追い込めるかが今季の鍵を握ることになった。そのためにもバックアップの質を高めておいて欲しいのだけど、こんな有り様だからね‥。いや実は練習試合相手の方が気になって観戦しにいったわけですが、途中からだったので「なんとお互い動きのない試合をしとるんだ」と思って、正味3〜40分程度で帰ったんですよね。どうやらそれは4点とられてた直後から見始めたということらしいのですが、まあなんとも言えませんな。相手の得点者は「大塚、竹村2、有光、福嶋」ということで、気になるヤツらが点を獲ったのは良かったのですがね。
しかしKYUリーグの日程はユニークですよ。
http://www.v-varen.com/game_sche/index.html
試合が二日続けてあったりするんですね。沖縄のチームがいたりするんで、遠征費を抑えたいんでしょう。まあ全体を通してみれば余裕のある日程ではあります。
あと、この練習試合でテストされていたアルゼンチーナは、実にらしいボールさばきでどう見てもイチバン巧かったね。FWという触込みでしたが与えられたポジションはセントラルMFだったよなあ。ただボールの散らし方といい、それなりにこなせていたのは印象深かった。ウチのS級ライセンス取得者は、足元強いタイプが好みだが、さて。