だから、親善試合のフィンランド戦当日、ラウールはテニスコートを眺めていた。マスターズ・マドリードの男子シングルス2回戦に出場するナダルを応援していた。というか、昨日の決勝(フェデラー対ナルバンディアン)にも来てたけどね。ラウールだけじゃなく、カンナバロやセルヒオ・ラモスも同じボックスにいました。単にテニス観戦が好きなのではないかと。まあ、ナダルやフェデラーら超一流のプレイヤーのパフォーマンスは、違う競技のプロスポーツ選手の目にも眩しく映るに違いないんです。いまの代表をTVで生観戦するよりも、ナダルを選んだのだ……。
しかし昨日はフェデラーが決勝で負けるし、中嶋一貴がピットクルーをはねてしまうし(毎回観てる訳でもないのにこういうのは観てしまうものだ)、マドリーとバルサが揃って負けるという変わったものを見る日でした。