若年認知症「ピック病」で万引き 厚労省が調査
この記事にある神奈川のケースはよく憶えている。あまりの違和感に「何か余程のことがあった」んだろうと思わずにはいられなかったからだ。
こういうケースでメディアは面白可笑しく、記事を主観混じりに仕立て上げることがある。この場合は「バレンタイン用のチョコを盗んだおじさん」という、事件(犯罪)の本質に関わらないことを強調する記事が多かったように記憶しているが、実際はこうだったワケ。
こういう展開になって初めてネット上のDBから当時の記事データは削除され、名誉がこれ以上損なわれることはなくなるのだ。それでも、失われたものが回復される保証は全くない。
メディアの暴力について今さら論じることもないだろうが、今回のケースのような訂正記事や謝罪記事というものはとかく目につかないものだよなあ。
ただスペースを埋めて、自らの仕事の達成感を得たいが為に記事をつくりあげるような輩がけして少なくないことを理解した上で氾濫する情報に接していきたいものです。
証拠や証言よりも自分の判断に基づいて信ずべき物をこそ信じる、ということは大事なんだよね。天安門しかり‥