結果こそが

本当に良かった。お互い勝ちが欲しいゲームで結果を出せたことが全てだろう。

前半の立ち上がりから押し込んでいて、そこで取れなかったから少しイヤな感じはしていた。どっちが優勢かではなく、どちらが多く点を獲るのかの競技なので。

しかしそのチャンスをカタチにしたのは、劣勢にあったアビスパだった。ハンド絡みで揉めてイヤな空気になっていたように見えていたが、それを逆手にとるようにルキアンが動き出して、蹴りやすいスローインが入って山岸がダイレクトで裏のスペースへ出した。強さを発揮してルキアンが少しタメを作り、トップスピードで走り込んだ山岸へ股抜きパス。GKを先に動かして逆をついたパスのようなシュートで山岸がゴール。どうやら後半唯一のシュートだったらしいが、それを決めてくれるとありがたいなと思う。

こういう抜け目のなさはルキアンがブラジル人であることをあらためて思い出させる。また3-4-2-1の時に渡がいると違いが出るのもよくわかるようになった。ただのオプションで無くなりつつあるなと思う。

次もまた難しい試合になるだろうが、やはり自分たちを信じて闘ってもらいたい。期待しよう。