8位フィニッシュ。そして残留&昇格争い。

今季のホームでのFC東京戦のときに「J1で戦える」と確信した。そういう相手に最終戦で当たり、やはり拮抗した内容になった。それでも焦れることなく「らしい」戦いぶりで順位を守って、勝ち点54の8位で昇格年を終えた。何しろ応援を始めてから残留を経験したことが無かったので、本当に感謝しかない。

そしてまた気が向けば振り返っての総括をするかもしれないが、とりあえず指揮官、選手、スタッフ、クラブ関係者にはお疲れ様と言いたい。

そんな中位の純粋な熱い戦いとはまったく違う性質の試合が他会場で行われていて、その動向も気にしながら観戦していたが、最も気になっていた徳島が早い時間帯で2点のビハインドという驚きの展開に。システムのところでサイドが崩された印象を受ける。というか広島が良すぎたと言えそうで、監督が替わってずいぶん整備されたように見える。広島はシュート数7で枠内の4がすべてゴールになったということか。徳島はそれぞれ1つずつ上回りながらも決定力で差がついた格好だ。昨年のJ2優勝チームで、アビスパと同じ昇格組ということで残留して欲しかったが本当にあと少しが足りなかった。昇格はしたが指揮官が替わるという、あまり聞かない状況に晒されてもよくやったと言えるかもしれない。

そしてJ2&J3。すべてが終わって北九州が降格となった。昨季の前半の躍進ぶりを見知っていれば驚くよりない。あのリーグの難しさはよくわかってはいるが、それにしてもなのだ。

さらに熊本がJ3で劇的な逆転優勝で昇格を決めた。コーチに高橋泰がいるのは知っていたのだけど、ヘッドコーチには藤本主税がいるのは知らなかった。彼のキャリアを思えばうなずけるのだが。しかしこのコンビ面白いな。大木監督になって2年目で昇格か。降格チームがいないシーズンの昇格、というアングルもあるがともあれ来季の活躍を期待しようと思う。

いやはや、昇格年のシーズン後にこんな心持ちでいられることが新鮮すぎるなあ。