闘えている

第12節 2017年5月7日(日)13:03KO 松本 松本 0 - 1 福岡
やはりチームとしての状態は上がってきていると思える。個人戦術の高いベテランが増えた結果、共通理解だったり連携面でのレベルが揃ってきている印象。2、3人が突出しているチームより「11人」が揃っているチームの方が良い戦い方を出来るのがこの競技なのだろう。
今回も良い時間帯で先制し、その後はリスクマネジメントをしながら次の1点を獲ろうとしていた。特に三門の積極性と献身が目立った試合でもある。ただし「もう1点」はまだ遠いのか‥。その部分での成功体験が増えてこないといつまでも厳しい試合が続くことになる。とは言っても勝てているのでこれも成功体験と言えるのだが。

厳しい日程、難しい相手でも走り抜き、勝ちきったことは素直に讃えたい。

あと小笠原と森脇の件は、結局森脇の嘘がバレて彼だけが処罰の対象にされている。映像でもはっきりしていたが、彼がレオ・シルバに言ったのではなくオガサに言ったことにしようとしたことに問題を感じる。クラブの対応含め。彼は差別的な意図はもちろん無いと言っていたが、嘘の構図によって自ら油を注いでしまったのが滑稽でもある。根の部分でそうしたものがないといくら感情的な場面でもアレはしないだろう。フットボールの範疇で彼にブラジル人プレイヤーを侮辱できるはずもないし。
Jは後発の新興リーグなのだから、くだらないところでサル真似をするのではなくよりよいものを作り上げるべきだ。それは観る側にしても。