来季は18

九州・山口の3クラブがJFL懸け決勝R
ホンダロックが沖縄かりゆしをかわすとはねえ‥。沖縄にとってはもっと暑い時期であったほうがよかったのか。KYUリーグの首位を差し置いて2位のV・ファーレンと3位のホンダロックが出場する決勝ラウンドでは、初戦がこれまた九州対決となる。
さて、リンク先の記事にあるように来季のJ2はMAXの18チームになることが濃厚だという。いよいよ完全にホーム&アウェーで一巡する形態になるわけですが、気になるのはJFLとの昇降格。おそらくは1年くらいは据え置きとなるか、それとも準加盟チームの好結果の場合のみ行われるか。入れ替えがある可能性があれば、降格という二文字がもつプレッシャーはJ2の下位チームから伸び伸びしたプレーを奪っていくに違いない‥。それだけにもっとシビアな対決が34試合続くことになるのでしょうね。それはそれで面白いはずなのだけど、アビスパの現状では今の順位をキープできるかどうかも怪しくなってきました。何しろ来季は上から強力なチームが降格してくることは確実なのです。1部であれだけ勝ち点を稼いでいても落ちてくるなんてね‥
先日の愛媛戦での印象をあらためて。1ヶ月の中断明けであのようなプレーを見せられると、来季に期待出来るものがほとんどなくなる。特に若い指揮官の経験不足と、選手たちの共通理解とアイデアの乏しさ、負け慣れした雰囲気、フィジカルの弱さといったコアな部分が致命的なのだ。
ちなみに先日、NHKの地方版で鳥栖のフィジコにフィーチャーした短いコーナーが放送されていました。鳥栖のハードワークを支えている背景は壮絶だったし、それを受容しているサガン鳥栖というチームのハングリーさが眩しくもありました。それに比べるとアビスパの選手たちは「すでに何かを得たような」気になっているとしか思えず、リアルに昇格を狙っているチーム、クラブとは思えないのです。レンタルで来ている選手たちこそが輝き、古参と生え抜きは実に淡白だというのが今季の印象。悪い冗談だよなあ。
大分に抜かれ、今は鳥栖にも抜かれようとしている。これが危機的でなくて何が危機なのでしょうね。
‥やれやれ。とにかく! V・ファーレン頑張れ。有光頑張れ。福嶋はKYUリーグ得点王らしい。