赤い城

眠い‥‥
細かいことはもういい‥‥、ナダルの連覇に驚愕!
昨晩見たものは、紛れもなく、最高の精神と技術の対決だった。世界のほとんどを掌握した王者が、唯一攻め落とせないレッドクレー。いや、というよりもナダルという存在そのものか。さながら「ナダル城攻城戦」という様相に思えたその戦いは、スペインの若者を最高の好敵手と見据えたスイス人の王者が、その力を開放したかのごとく、とんでもないパフォーマンスを見せて、序盤戦を圧倒した。
「このまま一方的な展開にはならない」
という確信はあったが、王者のプレーは凄すぎたね。ファイナルセットまでもつれるくらいの展開は覚悟したよ。ただ、後に思えばこれは
「まるで誘いこむためにわざとやらせた」
のかもしれない‥‥それくらいその後のナダルは強かった‥‥
  
ふう‥‥まだ始まったばかりのW杯に比べれば100倍は楽しめたなあ。ナダルの不屈の精神、あふれんばかりの闘争心の半分もあれば、日本代表もいい戦いが出来るだろうが、果たして。
フレンチ・オープンは男女ともに連覇という結果となり、ジュニアでは錦織がダブルス制覇、というおまけも。
さて、これでドイツに集中できる‥‥
  
話をW杯に移すと、C組以上にB組は厳しい組なんじゃないか‥‥。そしてシード国の「勝つべくして勝つ」戦いぶりに、いまさらながら
「まぐれなど期待できない」
ことを思い知る。
  
だからって、オージーごときに負けたくはないぜ。