惜敗と事故

神戸戦はまたしてもクオリティに屈することになった。油断も隙もないとはこのことで、中盤に落ちてきた大迫に時間を与えて、“半端ない”ラストパスを出された。アラートの差があったと言える。

惜しい敗戦だし、よくやったと思うが、この対戦では繰り返されてきたことでもある。向こうは90分でまとめてくるし、こちらはその逆になっている。試合自体は面白いんだけどね。

切り替えたいところだが、試合は待ってくれない。3日後に迎えたセレッソ戦は壊された。誰によってか? 言うまでもなく主審にだ。

久しぶりにジャッジの不安定さ、恣意的なものを見させられた。最初のイエローと同等のものが流され、ファウルが見逃され、ノーファウルで笛が吹かれた。そういうものを見ていたから、シャハブに出された2枚目のイエローもまったく不当なものに思えるし、実際そうだ。彼にはミスもあり、それを指摘されたらカードで黙らせる。完全に間違っている。

事故に遭ったという表現が適当だと思うし、怒りは怒りとして素直に表したい。

試合内容にフォーカスすれば、2失点は妥当なものだ。ちゃんとやられているので。そして無得点については、チャレンジの影響かと思えた。

また、サイドの選手に負傷者が出ていて、特に前嶋に関しては長期の離脱が判明した。もちろん残念だし、どう手当されるのかは注目したい。

ミッドウィークにルヴァン杯、そしてまた週末の土曜にリーグとなっている。すでにJ1での経験値も積み上げられているチームだから、そこへの対処もやってくれるはずだ。期待しよう。