2018年シーズン

ざっくりと振り返ると、今年のチームは良かったと思う。強度があって、上質なゴールも多くあった。特に惇のFKやリキ・マツダ、レオミネイロのものなどが印象深い。

 

ただし、上位対決で勝ちきれないことが続き、最終的にPO圏外に落ちてしまった。とにかく他チームからマークされ続けたなと感じたし、どのチームも個の強い福岡相手に結果を出して試金石しようという動機付けがあったから、良いパフォーマンスをしていた。J2は手強い。

 

期待していた選手がほぼ出場せずに帰国or移籍などするといったことが序盤にあったが、いる選手たちは常に力を尽くしていたので、そのプレーぶりは見ていて納得のいくものだった。

 

手堅い井原さんの後にベニテスの右腕だったイタリア人指揮官がくるというのは、継続性を感じさせる。とはいえフィッカテンディがそうなのかというと違うと思うので、結局は蓋を開けないとわからない。ただし確実に戦術面で個性を発揮するだろう。

それにしても野心のある人物なら日本の2部に来ることはないと思うが、最近のJのイメージが良くなっているのかもしれないし、結果を出せばより大きなクラブに、ということもあるのかな。ベニテスを補佐していたのなら温厚でないと務まらないような気がするので日本のクラブには向いているのかも。

 

とまれ井原さんには感謝している。悪い流れを絶ってくれたし、その上で一貫性のある戦い方を継続してくれた。来季は柏でコーチ、ネルシーニョと再タッグということで、どうなるのか楽しみだ。

 

昨日今日で来季もいる人、いない人がわかってきたが、ドゥドゥは気になるところ。レオは結局走る面で良いところを見れなかったが、あの腰回転の効いたシュートは一級品だと思う。

 

ではまた来年。