やはり‥‥

2015明治安田生命J2リーグ 第2節  vs. 愛媛FC
貴之のスーパーなヘディングには感動した。アビスパでああいうゴールを見たのはいつ以来だろうか。あれを見せられるにつけ彼の欲しがるボールさえ送り込めば高い確率で得点できるorチャンスになることがはっきりしたと思う。個人戦術の確かさと9番という背番号を見ていると高橋泰を思い出したりも。
しかし残念ながら後半で押し込みながらも同点に持ち込めなかった。貴之頼り以外の意図を感じさせない攻撃ではPA付近で停滞することがほとんどで、惇を経由する場合であればスピードとスペースを意識した展開があったりはした。そうして選手交代によって後半は多少流れがよくなった。そうなると相対的に消えていくのが10番くんで、これもいつもの光景だろう。彼は前半から消えていたしね。彼が「キングと呼ばれる男でなおかつキャプテン」であるからには言及するよりない。だがこれくらいにする。本当は書き進めたものの無残なのでやめる。
ただちょっと意識を変えるだけでも違うと思うんだよね。「やりたいことしかしない」のではチームを率いるなんて無理だし、そうではなくちゃんと相手の嫌がることや味方の助けになることを惜しみなくやるべきだ。そしてこれはプロとしては前提でしかない。でも出来てないように見えてしまう。だから試合から消える。でもフル出場。
違和感は今季も消えないようで。