修造くんも指摘してたなあ。日本の観客はミスに対しての反応が素直すぎるし、それが選手に与える影響を考慮してない。
伊達 イライラ敗退 「ため息ばっかり!」両手広げ声荒らげる
伏線はあった。開幕前日のブログに「ため息のないサポートをお願いします!(笑+本気)」と書いていたが、日本のファンは伊達の望む“欧米型”ではなく、いつも通りのスタイル、反応だった。「ため息はエネルギーを吸い取られる。ファーストサービスのフォールトの段階でため息が聞こえるようでは…」と伊達は不満を募らせ、「日本はテニスを見ることのレベルが上がってこない」とぶちまけた。
平日の開催だと客層も手伝っていると思いますね。実際に会場で観戦した経験からすると年配の方ほどミスに敏感で、好プレーには鈍感な印象。日本におけるサッカーや野球観戦と違って鳴りものもなくプレー中はプレーそのものの音しか聞こえない観戦スタイルのテニスだけに、プレー後の「あぁ‥」は強く響き渡る。
多分、みんな声を出して観戦したいんだと思う。それを好プレーの方に向けていけばいい。年配の方に「Yeah!」的な言い易い“掛け声”を考えてあげないといけないのかな。「よし!」でもいいから普及させていけばいいよ。で、協会は「ため息を減らそう」グッズを配布するとかね。
海外のテニスシーンに触れる機会がないのがほとんどの日本人だし、何がいい応援だったり観戦態度だったりするのかを知りようがないというのが実状。ほとんどの無自覚なテニスファン、伊達ファンが考える機会になればいいし、伊達には言いたいこと、言うべきことをこれからも堂々と言って欲しい。