蜂群崩壊症候群

2009 J2 第12節 福岡 vs 札幌(レベスタ)
アメリカにおけるミツバチの大量減少には「疫病説」「栄養失調説」「ネオニコチノイドイミダクロプリドなどの殺虫剤説」「電磁波説」「害虫予防のための遺伝子組み換え農作物説」「ミツバチへの過労働・環境の変化によるストレス説」などがあるそうですが、福岡の蜂群崩壊は何に起因しているのでしょうね。
まあ、触れるのももはばかられるくらいに無惨な集団となってしまいましたので、レベスタに行くのも「応援」というより「サッカーの生観戦」に主題が置換えられています。この可哀想な2部のチームに欠けているのは「裏をかく」「裏を狙う」「全力ダッシュ」「スペースへの意識」「闘争心」「自信」そして「速攻」といった今更言うまでもないことばかり。プレーの選択におけるプライオリティが常に「安全」なのもイタいね。今のところただ失点が少ないというだけの集団に成り下がっていますが、それも崩れつつある。今日の無失点は相手の拙攻のおかげだし、プラスαとして丹羽の存在が挙げられるといったところか。
ポゼッションのためのポゼッションは「まわさせてもらってる」に過ぎず、静から静、動から静という常に停滞したラクチンプレーのあらわれですね。ポゼッションとはポジショニングの妙であり、インテリジェンスのかけらもないポゼッションなど時間とエネルギーの無駄でしかないのだ。
それにしてもこのチームにはちゃんとしたゲームキャプテンっていないんだよね。いろんな意味で低いところでまとまっているというのは悲しいですね。