いつか見た事象

昨日のマルタ戦は「やはり」というべきだろう。
先日のドイツのように、あまり上手くないはずの「強豪国」が、驕った戦い方(技術で上回ろうとした)で望んだ結果、たまさか日本とかみ合った構図とはわけが違う。
この4年間、繰り返され続けてきたことが、また巡ってきただけのことだよな。G子の迷走、ヒデの苦言、シュンスケの埋没、絶叫ものの三都主のSB‥‥
  
それにしてもヒデは、チームが低調に感じられるときに「こそ」頑張るよな‥‥あの高速パスも喝を入れようとしてのものなのだろう‥‥でも空回りで、余計に雰囲気を悪くしている、のかもしれないよ。叱咤、激励、これがチームを救うこともあるわけだが、プレーそのもので示せないとなあ。オフ・ザ・ボールの動きは流石だけどね。問題は‥‥(インタビューで柳沢を評価していたのは納得)
  
引いた相手にスペースの無い状況では、こじ開けるためのパワーなりテクニックなりイマジネーションがないとね。そして何よりも共通意識が不可欠。浮いた存在であり続けてはならないと思うんだけど。
そしてG子のマネジメントにより、スタメン組と控え組の意識の乖離が進んでいるのではないかと危ぶんでもいる。必ずくるであろう、苦しい時間帯に効果的な交代ができるのかどうか。その期待値は限りなく少なくなったように思えたよ。
  
良くも悪くも「ナカナカ」と心中だな、これは。このレベルでスペシャルな存在を創ることがよかったのかどうか‥‥全ては初戦にかかっている。