こういうこともある

すっかりカタールとのマッチレースという図式になっていたのが‥。
後半20分から見だしたサウジ対カタールはあまりにも劇的な幕切れとなりました。
アジア最終予選 日程・結果 −男子−
  
カタールの方が良いチームだと言う印象は変わりませんが、カメラがとらえきれてない所での接触によってカタールのFWが退場になってからドラスティックに試合が動き出すわけです。それもこれも中東の雄、サウジの激しさがあればこそか。お家芸のカウンターよろしく一気に前線にボールを運ぶプレーがカタールの未熟さをあぶり出し、まずはPK。
それでも、最悪引き分けでも可能性を残すカタールがあくまで勝ちに出たのは良かったと思います。しかし元々堅い守備のチームであるサウジのゴールをこじ開けるには到らず、逆に押し込まれてサウジの逆転ゴール。
DFとGK、二人の股を抜けるボールの軌道を見て「こんなことがあるから面白い」と改めて思いましたよ。
  
アツくなり易いのは若いチームならではですが、それが逆に眩しくもありましたよ。そういうのは戦う上でどこかに持ち合わせていなければいけない部分だと思うからです。
サウジが勝ったことで本田圭がPKを外したことは不問に付されるわけですが、可能性を得たサウジに対して、あの煮ても焼いても食えない日本チームがどのように振る舞うかを見定めようと思います(アウェーではドロー)。あんまりあのチームに可能性を感じていないだけに、どうでもいいように感じているのですが、北斗のこともあるのでとりあえず頑張って欲しいものです。