壮絶

これほど、チャンスが大量得点につながらないシリーズも珍しいと思った。ピッチングスタッフの頑張りや守備力なども、まさにこれがプロという場面が随所に見られ、ただ「1点」を取るために必死になる。
やはりプレーオフは成功しているんだと思う。レギュラーシーズンではありえないほどの緊迫感は、ある意味日本シリーズを超えた感すらある。これだけの激戦を演じたマリーンズが日本シリーズに万全で臨めるのかは気になるところだが、相手は間違いなく2年前よりも成熟したタイガースとはいえ、いい勝負になるはず。好ゲームを期待したい。
  
2年続けてシーズン勝率1位チームが敗れたとあっては、何らかの見直しが必要だという議論が出てくるだろうし、いきおいアドバンテージの話になるだろう。だが、敢えて言うなら「5ゲーム差でうんぬん」というのは無しにしてほしい。正直、今年のホークスはそこにこだわりすぎて、それを逃したことで気落ちさせられたことは否定できない。逆にそれをかわしたマリーンズは、してやったり、ということになる。つまり逆のアドバンテージになってしまいかねないのだ。ファンの立場から言えば、地元で5試合すべてが開催されることが素晴らしいのだし、これ以上の優遇措置は不要なんだと思う。
あとくだらない「休み」を無くしてくれ。シーズン中から感じていた事だけど、日本のプロ野球は休みが多すぎるんだよ!
  
ちなみに、3位チームの参加資格には「一定のゲーム差以内」を設けるべき。今季の西武にチャンピオンシップを争う資格はなかったはず!
  
‥‥‥まったく、どこにぶつければいいんだよ。