ようやく

先のチェルシーバルサを見た。日曜日にあったJSPORTSの「CHELSEA TV」内での放送を録画しておいたのを昨晩やっと‥。結果が分かっていても見たいゲームというのはそうはないだろうけど、これは別。そりゃあ、勝ったチェルシーはスゴかったよ。中盤でのボール奪取からシンプルに2回程度のタッチで前線に送るとグジョンセンが出来過ぎくらいのを決めてしまう。その後も「あのバルサが」と思わずにはいられないくらい、ナイーブさを露呈したバルサを引き上げたのは一人のブラジル人だった。
まったく、ロナウジーニョというプレイヤーはフットボールセンスの塊みたいな男だといつも思う。日韓W杯で決めた、人をくったようなFKを見て以来、その印象はさらに強まってきている。そしてあの2点目のゴールを見た。多分、あの場面であのタイミングでゴールチャンスを感じた者は、ピッチにもスタンドにもいなかったに違いない。一体どうやったらあそこでシュートコースがイメージできるのか!
惜しくもチームは敗退したが、あのタレント揃いの両チームにあって、随所に輝き続けた男は、間違いなく現時点で最高のプレイヤーであると断言できます。(気の早い話で)バロンドールはキビシい筈だけど、実力ではそれに値することは間違いないよなあ。