そのまんまかよ

昨日の内藤の試合を観て、彼の試合後のコメントをそのままの意味で伝えて終わりという国内メディアも無惨だけど、彼のパフォーマンスも散々だった。
そもそもどういった経緯で上海開催がなくなってしまったのかがはっきりしないし、それは王者のメンタリティにも影響していたことは明らか。そこで無理をした挙げ句があのガードも頭も下げての下品なボクシングだったのだろうか。つまり国内開催がネガティブに作用するという逆転作用が起こったのではないか。それくらい今回の世界戦の興行はお粗末だった。
まあ力量の差ははっきりしていたし、熊にとってはあの半端なダウンが逆に余計だったのだ。ダメージを与えられないダウンを奪ったために相手(内藤)にいなされて終わったのだから。
誰が何といおうと内藤は上手いしクレバーでメンタルもすこぶる強い。そんな彼があそこまで道化を演じなければいけなかったとは。この国のボクシング興行の力量不足を強く感じさせました。そしてそんな彼のパフォーマンスを観て判断したのか、WBCは90日以内にあのポンサクレックと統一戦を要求してきた。ラバーマッチどころではない5戦目がどうなるかはすごく楽しみだけど、王者のパフォーマンス低下が周囲に足を引っ張られてのものでなかったらかなりヤバいよ。