2009 J2 第8節 福岡 vs 愛媛(レベスタ)
日曜のゲームにおいてスーパーなモチベーションで臨んできた熊本は次で湘南に負け、アビスパは上位にいた愛媛を退けました。ミッドウィーク開催がある週は2試合をセットで考えることも必要なのかもしれないな、と思ったりもします。結果として熊本は勝ち点1でこっちは4。愛媛も1のみ。こういう積み重ねが夏頃に大きな意味をもってくるはずだと思いますね。
それにしても‥惇の適応力は大したものだと思うことしきり。良い選手に共通するオン・ザ・ボールでの安定感があり、ゲームの流れに沿った身の処し方ができるようになってきていますね。城後がよくなってきていることについても惇の成長が関係しているのは間違いないかと。ちなみにこの二人はキックオフ前に何やら話している様子でしたが、その2、3分後には彼らが絡んでユタカのゴールが生まれたので「話の内容」がちょっと気になりましたねぇ。ともあれ中盤は進歩してきているといっていいでしょう。岡本がやや雑になってきているのは慣れが逆に作用しているんじゃないかと感じましたが、それでもここまではよくやっていると言えるので今後はコンビネーションを磨いて欲しい。
また2トップについては黒部のプレーにフォア・ザ・チームの気持ちが出ていて、それが良いなと感じました。これで続けていくのも全然アリだしむしろそうして欲しいとも思います。ただしジャンボの不在は守備力の低下に繋がるというのもはっきりしましたけど。特に1-0という状況でユタカとアレックスの組み合わせは最凶かもしれない‥
いまどきの勝てるチームは「高い位置でのプレスが効いているチーム」です。J1で新潟や山形が上にいるのはそうした理由があるのです。そりゃあ、よりタイトなスケジュールのJ2では逆に命取りになりかねない志向ではありますけど、行ける時にはドンドンいって欲しいんですよね。それが得点力のアップにも繋がるはずだし。守備でも攻撃でも同様ですが、3人目・4人目の動きがまだ足りない。そしてそもそも1歩目が遅いのです。
そして‥‥ループシュート多すぎだよね。ループじゃあ見てる方はテンション上がりません。入れば別だけど。これはプロとして気をつけて欲しいな。