好スタート

2010 J2 第1節 福岡 vs 甲府(レベスタ)
佑昌のゴラッソを観れた7千人余りの福岡サポーターは勝ち組です! ‥‥とかはしゃぐのはまだ早いか。
とにかくも甲府相手に完勝したことはちょっとしたニュースだと思います。甲府の出来が悪かったとか、知っている甲府じゃなかったとかはさておき、まずはアビスパが「闘えていた」ことを讃えたい。
昨季の問題として出場選手の選択ミスがあったというのは間違いないと思いますが、この日のメンバーは穴がなかった。そしてその上でプラスαがあった。そのプラスとは、完全復活したマコがダイキという相棒を得て安定した守備を見せたこと。そして中町・末吉のセントラル2人が集中してバランスをとれていたこと。最後にユタカによってオーガナイズされた攻撃。これらプラスαが揃って背骨が一本通りましたね。
特に、このスポーツが点を取らなくては勝てないということからも、ユタカの貢献は大きかったと思います。1点めは肉眼では判りにくかったのですが、ユタカのシュートはブレ玉だったようで、あのキーパーのまずい対処もうなずけます。なんといってもキックのモーションが小さいので、キーパーからすれば準備しづらかったはずです。そしてあの位置で狙っていた佑昌もまた素晴らしい。まあ、ホントに素晴らしいのは2点めでしたけど! あのワンタッチのコントロールがすべてでしたね。やれば出来る子なんだなとしみじみ思いました。過去数年を振り返れば感慨はひとしおでしょう。昨季後半のブレイクがいまや風格に変わりつつあります。
ともあれ、この試合の評価は今月末くらいにすべきかと思っています。この勝利の高揚と無駄な失点。それらがこのチームにどう作用するのか見届けたいですね。