驚きました

良い意味で。
11月21日(水) U-22日本 vs. U-22サウジアラビア
やはり一度危機に陥ったことで結束が生まれることもあるのでしょう。今までにないような統一感と気迫をあのチームに見出しました。雑感としては「セカンドストライカー」として忠実にチームの僕となった岡崎が前線にいい緊張感を与えていたように見えましたね。どうやらチームとしては中盤にイニシアチブが偏っているみたいなので、2トップにして使われるタイプ(色がない)の岡崎を入れたのは、チームとして現実的な判断だったと思います。ただしフィニッシャーとしてはいかにも頼りないわけで、本選レベルでは攻撃的な布陣とは言えないでしょう。点が欲しいときに通用するとは‥‥。
あとは何といっても西川の復帰が大きかったと思いますよ。実に頼もしい。前回は本選でOA枠に当てられたポジションでしたが、今回はその必要はないですね。OA枠がどうなるかは反町さんの胸三寸でしょうが、ポイントは高さと経験値、といったところですかね。
アジアからは他に韓国・オーストラリアが勝ち抜け、中東勢は全て敗退。伝統的に守備重視のフットボールが淘汰された、と言えなくもないのですが、先のアジアカップでのファイナルの2チームはどちらも中東のチームでしたからね。W杯予選はどうなることやら‥
さて今回、見事に五輪出場を決めたわけで、しかもいいパフォーマンスで締めくくれたことは良かったのですが、こと昨夜のものに関しては「状況がそうさせた」ことは否めません。個人的にはネガティブな評価は続くことになりますね。昨夜のものがベースとなって、そこに上乗せされていけば間違いなくいいチームになるのですが、果たして。