横浜FMがアビスパから實藤を完全移籍で獲得…昨季はJ2で32試合に出場 | サッカーキング
この COVID-19禍による中断期間では意外なタイミングで移籍がなされている。いろんなケース、思惑、事情があるのだろうが、なんと實藤が昨年の覇者、横浜FMに完全移籍となった。主力であり評価もしている選手だったのでもちろん残念ではある。それでもレベルの高い環境でプレーしたいのは当然のことなので、これはおめでとうと言うべきだろう。
思い返すとJ1昇格時の2016年に川崎Fからアビスパに移籍してきて、そのプレーぶりはさすがのレベルだった。WB、SB、CBをこなせる個人戦術はあのフロンターレで複数年主力を張っていた実績をうかがわせた。それだけに周囲との差が見えたりもしたが。
2年目、3年目と井原アビスパに馴染むに連れてより活躍するようになり、去年は苦しいシーズンだったが終わってみれば移籍以来の最多出場。彼の経験値がチームを助けていたと思う。
こんな感じでさりげなく得点することもあった。(しかしこの時の惇と駒野のゴラッソはすごいな‥)
横浜FMサイドとしては再開後の過密日程を考慮しつつ、貴重なユーティリティな選手を獲得したということだろう。幸いにしてチームに馴染む時間はかなりある。彼のプレーがJ1で見られるのは楽しみだ。