2010 J2 第13節 福岡 vs 横浜FC（レベスタ）
福岡サイドに得点の香りはずっと無かった。横浜FCの方が良い攻撃をしていたし、前半の大黒は凄かったよね。早い判断とダッシュを繰り返している彼に福岡のDFはしばらく対応できていなかった。中盤からのパスがもっと精度を伴っていれば普通に２点目を大黒がとっただろう。しかしそれが出来なかったことであのような結末が待っていたわけだ。
ロングボールやアーリークロスに偏っていたこの日の福岡の攻撃は、相手にとってはとても対処しやすかったろうし、実際何も出来ていなかった。篠田発「裏への動き」ブームが来ていたんじゃなかったのか。それをやったところでスピードのない選手は常に捕まっているわけだけど。
全体のバランスも間延びしていて「負けるパターン」だったのをどうにか耐えていたＤＦ陣こそが殊勲で、あの得点シーンではマコの冷静な判断が実を結んだ格好ですね。狭いシュートコースだったはずだけど見えていたし、その通りにコントロールしたということが素晴らしい。ＦＷよりも上手いんじゃないか（笑）
２点目はロングスローでたまに見かけるケースですね。なんとなくボールウォッチャーになるという。もちろん永里の巡り合わせの良さもスゴイ。もう緑色のイメージは抜けました。
横浜の内容は順位以上のものがあったし、福岡も頑張れるようになっている。それでも上位を狙うにはお互い厳しいだろう。ただし横浜は時間が解決するんじゃないかな。そして福岡は‥‥やはり厳しい。
