競い合うチームづくり

今季のアビスパのスローガンのひとつ。
そのアビスパは宮崎キャンプでサバイバル中。

札幌との45分×4本のトレーニングマッチ。1、2本目の先発メンバーはGKに水谷雄一。ディフェンスラインは右から中村北斗金古聖司千代反田充、アレックスの4人。ボランチには布部陽功ホベルトが並び、右ワイドに宮崎光平、左ワイドには古賀誠史。そして2トップは田中佑昌グラウシオがコンビを組む。フィジカルコンディションの問題で大事を取った久藤清一の出場は見送られたが、これが現時点でのベストメンバーと考えてよさそうだ。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/column/200602/at00007611.html

サプライズはない。FWを補強しなかったのも佑昌を育てようとする方針に沿ったものだろうし、ユースから上がった生え抜きがチームにいるのはいいことだ。そしてやはり北斗はサイドバックに戻るようだ。ここは彼の経験値からいってもJ1を戦い抜く上でチームのネックになりかねないが(DFのミスは致命的だ)、近い将来を考えての投資だと割り切らなければならないだろう。
さて、気になるのは3、4本目に出てくる選手達で、この中でベンチ入りを競うことになるのだろう。今季からJ1は5人から7人に増えるベンチ入りメンバー。まずGKの神山が入るからあと6人。新戦力の薮田や吉村は優遇されると考えられ、DFで言えば宮本と平島にはいてほしい。恭平が外れることも考えにくいので、あと1枠をFWで、というところか。
監督の傾向からすると、交代時にはパワープレーのターゲットになりうる高さのある選手をいれたがる。そうすると林なのだろうが、一部では川島に去年の岡山の役割をさせようとしているとの情報もある。
まあ、この辺は流動的だし、シーズンは長い。ただ、7人に増えたのは監督にはありがたいだろうね。

「意識の問題。今日の前半の組と後半の組は、戦術的な理解はそんなに変わらないと思っていたが、意識の差でこういう結果になった。意識が変わらなくて、後半の組は置いていかれている感じがした試合だった」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/column/200602/at00007612.html

僕がもっとも応援している選手、有光がいる立場は大体、見えた。チャレンジあるのみ、だね。