引退

相馬直樹の引退決意は寂しい限りだ。
強かったカシマも、フランスでの代表も、彼抜きには語れないと言っていいと感じていた。
事実、予選で対戦したジャマイカの監督は、日本の攻撃力=相馬の攻撃力と断じていた。彼を封じることが大きなファクターであると考え、実行したというようなコメントをインタビューで答えていたのを思い出す。
クロスもよし、機を見ての右足からのシュートよし。なるほど、あの頃の直樹は十分に世界で戦えるタレントだったよ。
本人がどう考えているのかは知らないが、指導者としての彼を見てみたい気がしてならない。
  
「右利きの左サイドバックに誇りを感じる」
http://www.geocities.com/Tokyo/Temple/5621/soc1.htm
  
ところで話は変わって、WTAツアー選手権ではピアースが2連勝。

"I can retire now," Pierce joked. "I didn't know that. That is just amazing. It is my 17th year on the Tour I think. Five hundred - that is pretty cool. I am proud of that."
http://www.wtatour.com/newsroom/stories/NewsArticle_8388_rx.asp

意訳としては「今引退することも出来るのよ(してもおかしくない)。でも出来ないわね。」といったところ。
17年のキャリアで500勝。今季2つのグランドスラムでファイナリストになったのは伊達じゃない。本当に強い。