ブラジルGPウィーク

「悔しさが滲む、母国GP=NumberWeb」
http://number.goo.ne.jp/motor/takuma_sato/20041018.html
直後は振り返るのも嫌なくらいに、口惜しいレースだった日本GP。予選でも証明されたように、BARが鈴鹿フェラーリに対抗できるとしたら、それは琢磨だったはず。3回ピットの戦略も鈴鹿で早い琢磨に期待してのものだったと思う。しかし、スタートでバトンにパスされ、大事な序盤をバトンの遅いペースにつきあわされてしまった。そこへ追い打ちをかけるように、ピットイン後の新しいタイヤが(何故か)フィットしなかったそうだ。始めの数周で無類のグリップ力を誇るミシュランタイヤなのに、である。ペースが上がらないので、おかしいとは思っていたけど、実はそういうことだったらしい。
とりあえず、コンストラクターズ部門での2位を確保したことで、ミシュラン勢のトップチームの地位を得た。これはタイヤ開発に対して有利に働くことになり、来期に向けてのプラス材料と言える。
目には見えない部分での闘いを強いられるのが、この世界ではあるけど、今シーズンのチームの位置も確定したところで、最終戦、琢磨には爆発して欲しいところだ。持病の首痛も気になるところだけど、頑張って欲しい。