最高のゴール

みんなは“絶対に打つと思った”って言ってた。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/kiji/2004/10/10/01.html
昨晩のアジアユースの3位決定戦、日本ーシリアでの日本の1点目は「本当に美しいゴール」だった。バイタルエリア中央でのダイレクトパスの交換から出たスルーを森本がペナルティエリア左に流れて、角度はないが──、という場面で僕自身「こいつなら打つかも」と思ったところ、最高のタイミングでゴール前の船谷へ。あとは触るだけだった。
味方も打つと思った森本のシュート。ならば相手はなおさらだろう。誰もが森本を見ていたので走り込んできた船谷はフリーになり、あの美しいゴールシーンは結実した。“絶対に打つと思った”とチームメイトは言ったというが、これはFWとしては当たり前のことで、それを揶揄したりするのはお門違いだと思う。つまり、そう思ったとしても敢えて言う必要はないこと。自然なことなんだから。ゴールを常に狙っているFWじゃないと、相手にプレッシャーは与えられない。
しかし、オウンゴールって絶妙だよなあ。準決勝でも同じようなミスをして、また同じことを繰り返すというのは、センターバックとしていただけない。