残念

ホークスは残念だった。レギュラーシーズン1位の誇りを胸に、来シーズンも変わらぬ勇姿を見せて欲しい。ダイエーの再建も迷走を続けているけど、ただ銀行を救うための機構送りはイマイチ納得できない気もする。ましてや、あのUFJとなると、いくら銀行側が正論を吐いても、う〜ん、という感じは否めない。自分たちにも非はないのか? もっとダイエーそのものにとっての是非を考えてもいいのでは、とも思う。UFJにとっては来年予定されている東京三菱との合併(存続会社は三菱)を控えて、何かとプレッシャーもあるのかもしれない。案外、外圧(外資)に再建を委ねた方が、うまく行くケースも少なくはない‥‥。しかしそれは、西友に対しても行われた大量の解雇という痛みを伴うものなのだろうが。
それにしても、あの3戦目の惜しい敗戦がなあ。あそこでエース格の和己を引っ張ったことが裏目に出たわけだけど、これは昨季20勝したエースの扱いとしてはまっとうなもの。ただ勝てばいいというわけではなく、またその先にある日本シリーズのことも考えると、あの采配は納得がいくものだった。
プレーオフは盛り上がった、が皮肉にもそのプレーオフで泣いたのは1位のホークスだった。大活躍だった鳥越が奇しくも最後のバッターとなり、ゲームセットの後ベンチでしばらく座ったまま、視線は宙を彷徨っているように見えた。それはせつない光景だった‥‥。
「銀行合併の歴史」
http://www4.airnet.ne.jp/koabe/misc/bank.html
DL用のPDFには、何故か「王貞治年表」も併記。