気配

第9節 2018年4月14日(土)14:03KO レベスタ
懸念だったケガ人が戻ってきて、まず前線にクオリティが増した。それに呼応するように戦い方の整備も進んできているなと感じたのは前節。だから今節は期待していたし、ほぼそれに応えてくれた。

枝村も初出場でフル出場。予定では途中交代があっただろうがトラブルもありそのままフルでプレーしてある程度のらしさを見せてくれた。そういう相方がいると惇の攻撃面での貢献も増えるわけで、やはりこの競技で左利きのアングルというのは貴重だなと思える2得点だった。これが枝村ではなく山瀬であればまた違う対応をするのだろうし、ドゥジェであればまた違うにせよ、CMFの軸は惇で良いと思えるし、連戦ではターンオーバーもあり得るだろう。

試合展開としては風上を取って早々に先制した。そこからの振る舞いがやはり課題として残るが終わってみればクリーンシートだったので評価したい。4バックでサイドを使えているし、運動量も負けていなかった。どうやらベースとなるものが出来上がってきているようだし、これから夏を迎えるにあたってアップデートしながら予定されている勝ち点のペースを取り戻すことになる。
ベンチ含めて層が厚くなった印象もあるし、うまくやってくれるのではないか。個人的にはトゥーリオをもっと観てみたいが焦ることもないのか。陽性な雰囲気を発散し続けるドゥドゥのような選手がトップにいることも観ていて楽しいし、出来るならもっとFWが点をとれるようになるといいなと思う。