勝つべきチームが勝つ

第36節 2015年11月14日(土)12:00KO レベスタ 福岡 1-0 愛媛
この試合が表題通りの内容・結果だったということではない。修正すべき点は少なくないと思うがとりあえず一つ言うとしたら「謙虚になるべき」だということだろう。

動員は15,000を超えてスタジアムの雰囲気はかなり良かったと思う。個人的にはそういう時にどう振る舞うかで選手の格が決まると考えている。このチームに主役はいないがそれゆえに均一になってきていたし、それが今季の強みであった。だからそれを今崩すべきではないのに考え違いがいると流れは変わるかもしれない。

そんな中で北斗はよくやっていたし、そういう選手に良いボールが来るというのはとても正しい。得失点差のことがあったので複数点が欲しいところだったけど、愛媛は良いチームだったしこれは仕方ない。
またDFラインのミスは見たくないが「当然あるもの」として考えるしかないのはわかっている。航輔のビッグセーブがもれなく付いてくる、とは言いすぎだろうがとにかくピンチがスペクタクルなのは彼のおかげだ。でも駆け引きの部分で饒舌になるのはどうかとも思うね。

加えてウェリントンは尻上がりに調子を上げて今では戦術そのものになっているかのようだけど、プレーがやや画一的になっているような印象はある。ただしそれでポストプレーでは「ドログバのよう」にさえ見えてきているので本当によくやっていると思う。彼があれだけチームプレーに徹しているのだから周囲はそれに応えなくてはならないだろうな。

自動昇格に向けては基本的に勝ち点3ということなのだろうが、相対的にプレッシャーは磐田にあるのだからとにかくしっかりと勝ちきって欲しい。