2008 J2 第21節 福岡 vs C大阪(レベスタ)
「水上サッカー」といっても差し支えないほどのピッチコンディションでしたね。注意報、警報が出るほどの悪天候だったのにスタジアムの雰囲気はいつもと比べて遜色なかったのは意外だったし、まだ捨てたものじゃないなと思わせてくれました。
内容は悪くなかったと思います。トルコークロアチア戦をフラッシュバックさせる結末でしたが、逆のスコアが相応しい印象です。
でもそうはならない。
それが勝てるチームとそうでないチームの差なのでしょう。点が獲れそうで獲れないということにはフィニッシュの質以前に、ボール奪取からビルドアップ、そしてシュートまでのスピードや、そのカタチがあまりよくないということも言えるように感じています。悲しいかな、昨日の試合中には打てるタイミングでシュートを躊躇って、わざわざ難しいやり方を選択するシーンが散見されましたしね‥
狙いすまして、てのもいいんですがそれで時間をロスすると「良いシュート」を打つ余裕がなくなりかねない。エリア内ではシュートじゃなくパスを出す感覚で十分だと思いますけどね。ラストパスにしても「味方にも厳しいが敵にも厳しい」くらいに速いクロスがあっていいし、シュートは「決まらなくても惜しい」くらいでいい。どっちにしろ枠内でなくてはくじを買ったことにもならないんで。
それから、マイクを出しておきながらそのまま空いたポジションの左サイドに置いてしまうというのはいかにもつまらなかったですよ。「ぶっつけ」な感じがモロに出ていましたが、多分そうなんでしょう。それでもチャンスが作れていたんだからマイクはよくやったよね。
さて、内容は悪くなかったけど惜しい負け方をして「残念だけど次に向けて切り替える」ということになるんですが、ただ切り替えるだけじゃ足りないような気がしています。次はミッドウィーク開催だし時間もないけれど、攻撃に関してはもっとスピードアップしてほしいと思います。
もちろん、ちゃんと切り替えた上でのハナシです。
しかしEUROは2位通過のチームが連勝‥イヤ〜な流れだよなあ。