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2012 J2 第10節 福岡 vs 東京V(レベスタ)
このところ何故かホームで勝てずにアウェーで勝ち点を拾っている。何かの因果関係があるのかはわからないけれど、それじゃダメなんで。
さてこのゲームは東京Vの攻め方がポイントだったように思えました。攻撃時の長い時間において中央に3人を集めて4バックの間というよりもCB2人に対して3人で数的有利を作り出していた感じでしたね。じゃあ中盤でこちらが数的有利になるかというとそうでもなく、相手のSBが顔を出してしっかりと繋いで精度の高いパスを前線に供給していました。とにかく精度がこちらとは差がありましたね‥。流れがそうさせたとも言えるのですが狙いをちゃんと共有している印象です。練習してるんだから当たり前なんですけど、この競技では往々にして明暗が出ますよね。マインドゲームという意味において‥いやまあいいか。
まあそうやって中央を意識させておいてサイドから決定的なクロスを送り込むわけです。セオリーではあれどもそのアプローチが面白いというか、むしろふざけてる。泰に対しての執拗なファールに対しても周囲がもっとアピールするべきなんだけどおとなしいよなあ。いみじくも「喧嘩に負けた」という言葉が指揮官から漏れましたが、まさにそれでしたね。
そして闘う気持ちが重要とばかりに途中交代の木原が良いものを見せてくれました。「まず対面に勝つ」という大原則をシンプルに実行していて気持ちがよかったです。とにかくこちらの右サイドはボロボロだったので(相手の左SBが2得点!&頭突き)、もっと早い時間に適材を適所に置いて状況を変えるべきでした。
ちなみに木原は左でもいけるようなので、成岡を右に配してもいいですね。そうしていびつな所を修正していかないと堂々巡りなんだけどね‥