スタンダードの意義

「高校や大学の学費無料をめざす」という国際人権規約の条項を承認していないのは「日本、ルワンダマダガスカル」のみ。
こうした事柄に触れないままに、ただ朝鮮学校や私立、所得分配のことばかりに話題を向けようとするTVショーは奇異に映る。要するにバランスが悪いのだ。
今の報道の方向性は昨年の衆院選における民意への挑戦であるし、自分達「マスコミ」がもっともらしい浅薄な“ジャーナリズム”でもって、これからも主導権を何が何でも握り続けたいという野心の現れでしかない。
クロスオーナーシップ記者クラブの議論については一切触れないままに、今までの全体主義体制を維持せんがための悪足掻きなのだ。2大政党のどちらにも「民主」と謳われているにもかかわらず、日本って国はまったくもって未だに民主主義ではないのです。密約問題でも明らかになったことだけど、この国では公式文書の改ざんもしくは破棄されるという暴挙がまかり通ってるのだから。
情報の公開という民主主義の根幹がまったくなされていないというのは、Googleを排除したどこかの国と実は変わらないのだ。