2010シーズン:序

社長人事に関しては外部に求めたという点において好意的に捉えています。とはいえ経験のない人材であることからプラマイゼロ、といったところでしょう。まだ何も見せてもらってないしね。どうあれ、このクラブの社長の存在意義が薄いのは間違いないですね。それがクラブ全体の弱体ぶりに影響しているということも。
さていよいよシーズンが始まるわけですが、まず述べておきたいのは「篠田の追試期間は短ければ短いほどよい」ということでしょう。本来なら今季のキャンプは新体制で行われるべきだったのに、情に厚い(違うかも)前社長は篠田に追試のチャンスを与えたわけですが、それで与えられた準備期間(つまり年末から開幕まで)を考えると、開幕後の2〜3試合で答えは出した方が良い。というかそれで十分です。
なにしろ昨年の戦力はほぼ保全されているのだ。これで開幕に合わせられなかったら正真正銘の力不足、役立たずなのです。おあつらえ向きに開幕からの3試合のカードは甲府、札幌、柏。昇格を狙うにはまさにライバルとなるチームで、この連中を相手に勝ち点4がノルマとなるでしょう。昇格争いには甘いとは思いますけどアビスパというチームのポテンシャルを鑑みると現実的にはそんなもんです。それ以上でもそれ以下でもない。終盤までトップグループについていけるかどうか、それを占うのが「この3試合で勝ち点4」というノルマじゃないかと思います。
そしてそれで結果を出せなかったら篠田の追試は終了。落第ですね。ただしそうなったとしても(明らかに成長が見られない場合)、シナリオ的には新社長がガス抜きとなって何も手を打たずにずるずるとシーズンを消化していくことになるんじゃないかと予想したりもして。その可能性はかなり大きいね。
さあ、どうなる。とにかく開幕戦。年間パスも購入してるんだ。